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布団の西川の本家に行ってきました。
本日は、滋賀県近江八幡に有る寝具メーカー西川の本家(一般非公開)に行ってきました。西川は来年創業450年を迎えます。450年前というと1566年というと戦国武将のいた時代で、前年は織田信長が清洲城を奪取した年だそうです。
西川家初代仁右衛門が19歳のときに南津田村で、蚊帳や生活用品を販売して創業したそうです。言わずと知れた近江商人(八幡商人)の一人で当時蚊帳といえば麻の茶色のものしかない時代に、二代目がモエギ色といわれる緑の蚊帳を作ったことで有名になり、1706年には江戸町奉行より蚊帳問屋に指定されたそうです。
明治20年より布団の販売を始め、現在は14代目の西川甚五郎が西川産業の会長を勤めています。
本家の中は江戸時代の建物と明治時代に増設した建物とがひとつになっており、多く宮家がご宿泊されたようで記念の石碑があちこちにありました。当時はとても珍しかっただろう暖炉や洋間があり和と洋が取り入れらた立派なお屋敷でした。床の間や欄間にもとても貴重な材木や細かな細工がしてあり、派手さはありませんが本物を使って長く大切に使うという精神が伝わってきました。