公式ブログスリープマスターブログ
【腰痛】40代働き盛りの男性を腰痛から遠ざける方法
厚生労働省平成22年国民生活基礎調査によると、本人が自覚している病気やケガの中で、上位を占めているのは腰痛や肩こりでした。
特に、40代働き盛りの男性にとっては、仕事の効率やビジネスの成否を左右する死活問題ではないでしょうか。
統計を見ると、腰痛は女性よりも男性のほうが多いことがわかります。
◆性別にみた有訴者率の上位5症状(複数回答)
肉体労働だけでなく、長時間パソコンに向かう作業、そして心理的なストレスも腰痛の原因と考えられています。
たとえば、平日はなんとか気力で起き上がって出勤するものの、休日はゴルフや家族とのレジャーも楽しめないほど腰からくる痛みやだるさが全身を覆い、起き上がれないという男性が少なくありません。
多くの人が悩んでいるだけあって、ネット上では『腰痛を楽にする』情報が溢れています。
ここで、代表的な方法をいくつかまとめてご紹介しましょう。
【目 次】
1. 接骨院や鍼灸院に通う
急性期の痛みなら、保険が適用される場合があるので、柔道整復師もしくはあん摩・マッサージ・指圧師がいる施設で治療やケアを受けることができます。
近年、鍼灸接骨院の数が急激に増えており、その治療内容も様々。
例えば、大阪府高槻市にある『てるてる鍼灸接骨院』では、手技、電気療法、鍼治療、特殊電気(マイクロカレント)、運動療法などを組み合わせています。
こちらの鍼灸接骨院は、ストイックに根本治療を目指すタイプですが、それとは対照的に癒しを売りにしている院もあります。
自分に合った治療を選ぶための情報収集が欠かせませんね。
どの鍼灸接骨院でも、急な故障による痛みではなく、慢性的に長期化している痛みは、保険適用外です。
◆メリット:保険適用で費用が抑えられる、専門的な施術と指導が受けられる
◆デメリット:通院時間を確保する必要がある、慢性の痛みは保険適用外で費用がかかる
2. ベルトやコルセットを巻く
『腰痛ベルト』で検索すると、たくさんの商品がヒットします。
そのほとんどが、伸縮性のあるベルトを腰に巻き、マジックテープでとめるといった仕様になっており、腰椎や骨盤を支える役割があります。
現役医師が考案した『お医者さんのコルセット』や、スポーツを楽しむ人のための『ファイテンサポーター 腰用』などが代表的。
いずれも、蒸れにくい素材を使っていて、長時間身に着けていても肌への負担が少ないとされています。
◆メリット:巻くだけ簡単、通販や整骨院などで比較的安価に購入できる
◆デメリット:夏は暑い、洗濯機で洗えない
3. 敷布団や枕を変える
寝具を変えることで慢性的な腰痛が楽になったという声も少なくありません。
一日約6~8時間もの長い時間、どのような寝姿勢になっているか気にしたことはありますか?
敷布団やマットレス、そして枕が体に合っていないと、せっかく運動療法や筋力トレーニングで対策をしていても、その効果が最大化できないのではないでしょうか。
忙しい働き盛りの男性が、寝具の助けを借りることで、整骨院に通う頻度を減らすことができたり、将来の腰痛発症リスクを抑えることができるなら、投資する価値があります。
【整圧敷布団とオーダー枕】
上を向いて眠れなかったのがまっすぐ眠れるようになった。腰の状態もすこぶるいいように思われる。
西川エアーピロー
◆メリット:腰だけでなく首や肩の悩みにも応えられる、寝るだけ簡単!手間いらず
◆デメリット:費用がかかる
4. ぐっすり眠る
食事や運動に気を付けている人は多いと思いますが、休息つまり睡眠を疎かにしている男性が少なくありません。
特に、腰痛を慢性化させている元凶は、仕事などのストレスとも言われています。
心の状態は痛みは密接に関係(http://www.shaho-net.co.jp/healthup4/winter/)。
心の健康を保つのに欠かせないのが、ぐっすり眠ることですね。
睡眠時間は十分なはずなのに、寝ても疲れが取れない、眠りが浅いといった睡眠トラブルを抱えていませんか?
医療機関を受診するとしたら、神経科や心療内科が該当しますが、忙しい働き盛りの男性が、病院に行くのはなかなかハードルが高いと思います。
まずは“眠り”について気軽に相談できるところを訪ねてみてはいかがでしょうか?
快眠コンサルティングを実施している寝具店なら、あなたに合った睡眠環境を客観的なデータで示して提案してくれるはずです。
◆メリット:無料で“眠り”に関する専門家のアドバイスが受けられる
◆デメリット:足を運ばなければいけない
5. 腰痛体操
ラジオ体操やヨガなど、様々なエクササイズが注目されています。
続けることが大切ですから、簡単で覚えやすい体操がいいですね。
NHKスペシャルで、1回3秒でできる腰痛体操を紹介していました。
これなら、続けられそう!
① 足を肩幅より やや広めに開く
② お尻に両手をあてる
③ 息を吐きながら ゆっくり状態を反らす
!骨盤を前に押し込むイメージ!
④ 反らした体勢 3秒キープ
※シビレを感じる場合は中止してください
体操は自己判断で進めると、悪化させてしまうこともありますので、慎重に取り組んでくださいね。
腰痛を治すというよりは、腰痛を予防する目的で、日ごろから習慣づけておくことをおすすめします。
◆メリット:費用がかからない、場所を選ばない
◆デメリット:続ける強い意志が必要、急性期の痛みには向かない